後遺障害8級認定により大幅増額
基本情報
性別・年齢 | 男性・50代 |
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職 業 | 会社員 |
受傷部位 | 腰椎 |
事故態様 | 車VS自転車 |
2035万円
増額!!
65万円
2100万円
- この解決事例のポイント
- Points of resolution cases
- 後遺障害申請前に相談いただき、その後被害者請求により、後遺障害8級の等級を獲得
- 当初提示100万円以下だったものを、2100万円まで増額
- せき柱に変形が見られたものの自覚症状は疼痛程度であり、労働能力喪失率について争いとなったが、当初提示より高い喪失率・金額で示談が成立
解決弁護士からのコメント
弁護士金子 善幸
受任後、当事務所にてレントゲン画像を取り付け等をアドバイスし、被害者請求により「せき柱に中程度の変形を残すもの」として後遺障害等級8級が認定されました。
もっとも、せき柱の変形は、自覚症状が疼痛程度に留まることが多く、一般的な後遺障害等級8級の労働能力喪失率(45%)より低率で逸失利益が算定されることが多くあります。本件でも、加害者側保険会社から、労働能力喪失率「20%」を前提とした提示がされました。
そこで、当事務所にて同種事案の裁判例を多数調査の上、20%を大きく上回る割合で算定された事案が複数存在すること、それらの事案と本件におけるご本人の症状との親和性等を適切に主張しました。結果的に「25%」の喪失率を前提とした示談が成立し、大幅な増額に成功しました。
加害者側保険会社からは、様々な理由により損害額を低減させる主張がされることが多くあります。その法的妥当性を調査・検討し、適切な賠償を得るための主張をしていくには、専門家の助力が必須となる時もあります。
交渉でお困りの際は、アステル法律事務所にご相談ください。