相手方保険会社の対応が遅かったため訴訟提起
基本情報
性別・年齢 | 男性・50代 |
---|---|
職 業 | 会社員 |
受傷部位 | 死亡 |
事故態様 | 歩行者VS車 |
解決内容
相手からの賠償金の提示がなく、訴訟にて解決。
1600万円
増額!!
0万円
1600万円
- この解決事例のポイント
- Points of resolution cases
- 相手方保険会社の対応が遅かったため訴訟提起
- 裁判により1500万円の和解案
- 訴訟前に速やかな提示がなされなかったことに値して遅延損害金等として約100万円上乗せし、合計1600万円で和解
解決弁護士からのコメント
弁護士下山 和也
突然の事故でご主人を亡くされ、残された奥さんとお子さんは、今後の生活に不安を募らせておられました。
ところが、加害者加入の保険会社からは、損害賠償についての具体的な話がないまま数か月が経過しました。そこで、自賠責保険の被害者請求を行った上で、訴訟を提起することになりました。訴訟提起前に受領した自賠責保険の保険金について、充当には複数の方法があるのですが、被害者側に一番有利になるよう計算方法を工夫しました。
訴訟においては、相手方は逸失利益や慰謝料額について争いましたが、訴訟提起後比較的早い段階において1500万円を支払うという裁判所和解案が提示されました。通常は、裁判所和解案が一度提示されると、そこから賠償額を上積むことは困難な場合が多いのですが、本件においては、訴訟提起前に速やかな提示がなされなかったことなどを理由に遅延損害金相当額等として約100万円の増額を交渉し、合計1600万円の支払いを受けることで解決しました。
お困りの際は、弁護士法人アステル法律事務所へご相談ください。→https://www.aster-kotsujiko.net/consultation/